糖尿病の症状と予防・治療法について

運動療法2

運動療法といっても、エアロビクスなどの本格的なスポーツを、急に始めなくてはいけないというわけではありません。 身体活動(=日常のちょっとした動き)を増やすことが「運動」になっていることも、たくさんあります。 家事や庭いじりをやったり、ウォーキングで歩数を増やしたりなど、軽めの運動を増や・・・運動療法2

糖尿病性腎症

腎臓は体内の老化物をろ過し、尿として排泄する重要な機能をもっています。 糸球体という細小血管塊が集まった組織で、それが左右の腎臓のなかに100万個ずつもあります。 血液が運んできた体内の老化物を、この糸球体の1つずつでろ過するのです。 糖尿病性腎症は、この細小血管が狭くなり、老廃物を充・・・糖尿病性腎症

薬物療法(経口剤)

薬物療法には、「インスリン療法」と「経口剤療法」の二つがあり、大半は「経口剤(経口血糖降下剤)」で治療しています。 注射に比べて抵抗感がないこと、血糖値があまり高くなければ経口剤だけでも効果があること、内服だけという簡単さなどの理由からです。 主な経口剤は、「スルフォニル尿素剤(SU剤・・・薬物療法(経口剤)

低血糖

低血糖は、インスリンを薬や注射で補充しても、体の必要量に足りなかった場合に起こります。 たとえば、食事の量が少なかったり間隔をあけすぎたりした時、いつもより運動量が多かった時、薬の量やタイミングをミスした時などです。 健康な人の場合は、血糖値が下がるとグルカゴンなどの「拮抗ホルモン」が・・・低血糖

薬物療法(インスリン療法)

インスリン療法は、糖尿病のタイプや症状によって、内容が違ってきます。 すい臓からのインスリンの分泌は、24時間一定量が出る「基礎分泌」と、食事などの血糖値上昇のタイミングで出る「追加分泌」があります。 2型糖尿病の場合、インスリン分泌力はわりと保たれていますが、量が少なかったり、タイミ・・・薬物療法(インスリン療法)

食事療法(外食)

糖尿病の食事療法は、その人にあった「エネルギー量」の中で、必要な栄養分をバランスよく摂取することです。 そのため、簡単にエネルギー量をチェックするために、食品交換表をよく理解して、有効活用することが大切です。 外食は自宅で食べるよりも分かりにくいので、外食が多い人は特に、食品交換表を使・・・食事療法(外食)

糖尿病の予防(肥満)

現代人は、食べ過ぎや運動不足で肥満になる傾向があります。 肥満になると、軽い糖尿病状態になる人がいますが、早く解消すれば、また正常に戻る事ができます。 しかし、そのまま放置して、糖尿病になってしまう人が増えつつあります。 このように肥満が原因の糖尿病を「肥満糖尿病」といい、患者数は2型・・・糖尿病の予防(肥満)

運動療法1

「運動療法」は、「食事療法」「薬物療法」と並んで、糖尿病治療の有力手段です。 とくに、2型糖尿病で血糖コントロールが安定している人の場合は、食事療法とともに行うと、さまざまな症状が改善されます。 また、動脈硬化の予防や老化防止にも効果があることが、実証されています。 しかし、合併症があ・・・運動療法1

高血圧・動脈硬化

高血圧の患者数は国内で 3,000~4,000万人といわれ、同様に、糖尿病も予備群を含め約2200万人に上る、まさに国民的病気です。 そして、糖尿病の人は血圧が高くなりやすく、4~6割が高血圧を合わせ持っています。 日本人の死因の上位である脳卒中や心筋梗塞などの病気も、糖尿病や高血圧の・・・高血圧・動脈硬化

感染症

糖尿病の人は、「肺炎」「膀胱炎」「腎盂炎〈じんうえん〉」「皮膚炎」「歯肉炎」「風邪」などの感染症にかかりやすく悪化しやすい傾向があります。 また、回復にも時間がかかり、血糖値が普段よりも増してコントロールが悪化し、糖尿病そのものにも影響が出てしまいます。 糖尿病の人が感染症にかかりやす・・・感染症

食事療法

食事療法はどうして必要なのでしょうか? それは、糖尿病がインスリンの不足や欠乏から起こる病気だからです。 インスリンが不足すると、ブドウ糖などの栄養がエネルギーとして利用できなくなり、各細胞が栄養不足になります。 一方、利用されないブドウ糖はどんどん増え続けて、血液中にあふれてしまいま・・・食事療法

妊娠・出産

糖尿病は慢性の病気ですが、安静と療養が必要な病気ではありません。 血糖がきちんとコントロールされ、合併症に注意すれば、結婚生活はもちろん、出産も大丈夫です。 結婚相手には糖尿病であることを話し、よきパートナーとして糖尿病の正しい理解と知識を持ってもらうようにしましょう。 健やかなよい出・・・妊娠・出産

糖尿病の検査

それでは、糖尿病の検査とは、どのようなものでしょうか? 簡単にいえば、次のような検査をします。 1.普段の血糖値を測ります。 2.空腹時の血糖値を測ります。 3.ブドウ糖(75g)を飲んで、2時間後の血糖値を測ります。 この3つのうちのどれかに異常値が出たら、別の日にもう一度検査をしま・・・糖尿病の検査

糖尿病の予防(ダイエット)

肥満糖尿病予備群または軽度の糖尿病の場合、まず、体重減少が予防・治療の第1歩です。 細胞が持っているインスリンの感受性(働き)を回復させ、正常な血糖値を取り戻すために、まず体重を減らしましょう。 日本人の場合、まず5kg 減らすだけで、インスリンの感受性や血糖コントロールが、目に見えて・・・糖尿病の予防(ダイエット)

高血糖と診断されたら

高血糖といわれたら、どうすればいいでしょう。 糖尿病は初めが大事なので、検査で高血糖といわれたら、まず、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。 そして、定期的に血糖値の検査を受け、食事や運動など、日常生活についての指導を受けます。 ところが、血糖値が安定してくると、治ったかと安心して・・・高血糖と診断されたら

糖尿病のチェック

では、糖尿病にかかりやすいタイプかどうか、ちょっとチェックしてみましょう。 □太り気味である。 □40歳以上である。 □最近、運動不足である。 □お酒をよく飲む、量も多い。 □おやつや間食を毎日する。 □なんだか、食べ過ぎみたいだ。 □脂っこいものが大好き。 □甘いものも好き。 □野菜・・・糖尿病のチェック

3大合併症

「3大合併症」とは、「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」のことをいいます。 糖尿病に特に多い合併症で、血糖コントロールや治療をしないままでいると、糖尿病を発症してから10~15年で発症する可能性があります。 「糖尿病神経障害」は、合併症の中でも、最も早く出てくる症状です。 ・・・3大合併症

糖尿病の現状

では、糖尿病の人はどれくらいいるのでしょうか? 2007年の調査データ(厚生労働省発表)では、日本国内の糖尿病の患者さんは約890万人でした。 そして、糖尿病予備群の人が約1320万人、合計すると全国に約2210万人いると推定されています。 これは1997年(10年前)に比べて、約1.・・・糖尿病の現状

糖尿病の種類

「糖尿病」には、いくつかのタイプがあります。 ◆原因による分類 「1型糖尿病」「2型糖尿病」「遺伝子異常」「続発性糖尿病」「妊娠糖尿病」などです。 「1型糖尿病」は、すい臓のインスリンを作る細胞(β細胞)が壊れて、インスリンの量が絶対的に足りなくなって起こります。 子どもの頃に発症する・・・糖尿病の種類

糖尿病とは?

「メタボリック」や「生活習慣病」という言葉は、最近では、子どもでも知っているくらい定着してきました。 でも、その内容については、よくわかっていないというのが現状です。 「メタボリック・シンドローム(症候群)」とは、内臓脂肪型肥満によって、いろんな病気にかかりやすくなっている状態をいいま・・・糖尿病とは?

健康維持

厚生労働省が発表した「中高年への調査」では、健康維持に取り組んでいる人は、体の状態が「良くなっている」という回答が多く、糖尿病の人でも「心がけていること」があれば、病状が「良い」と感じる人が増えているということです。 この調査は毎年1回行われており、病気や生活習慣改善への取組みによる健・・・健康維持